各種現地調査

外壁調査
外壁調査を行う動機としてはいくつかあり、①予防保全の為災害や故障を未然に防ぐため、②長期の保全計画を立案する為、③すでに何らかの故障が発生していて補修計画の立案の為、④建築物の機能向上のための改修計画の立案の為、などです。またこれらの動機に対して依頼者の目的を把握する必要があります。目的としては、①故障や漏水などの原因追求や物理的劣化への対応、②外壁落下防止等安全性の確保、③地震による災害防止、④室内環境の快適性向上、⑤省エネルギー等の経済要素への対応、⑥建築物の機能向上や用途変更といった社会的対応、などです。

予備調査

調査診断方法の選定

調査項目の選定

調査診断の目的、建築物の現状、予想危険度、診断レベル等により調査項目を決定します。

調査範囲の選定

建築物の調査診断目的により、調査範囲は決定されます。
落下危険度調査では、影響角(タイルまたはモルタルの剥落による危険の及ぶ範囲を示すもの)や、公共の用に供される道路等に面する壁面が調査範囲になります。
健全度調査では、隣接建物との位置関係も考慮されますが、東西南北の建築面全面が調査範囲になることが多いです。
これらを考慮して、調査診断目的、調査診断方法により調査範囲を決定します。