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豊橋市の南東に位置する海に近い敷地であり、運営基準の改正から既設園舎の保育室面積が不足することを受け、遊戯室を別棟で新たに建設し、既設遊戯室を保育室にすることで基準を満たす中での遊戯室建設である。
今回建設の遊戯室側に大きな駐車場があり、遊戯室が園の玄関口としての役割も担うため、象徴的なファサードも求められた。新たな園舎ということで真新しさを取り入れたシックな色で全体をまとめる中でも、既設園舎で使用されている3つのカラーを本建物にも差し色として部分的に取り込むことで、既設園舎との一体感も表現している。
内部空間ではエントランス、遊戯室共に建物の屋根形状をそのまま天井形状に採用しながら、木をふんだんに使用して暖かい空間とした。