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名古屋市の西区に位置し、敷地面積が500㎡以下と限られた土地に30床の特別養護老人ホームの新設計画である。
近年みられる個室ユニット型の特別養護老人ホームとは違い、名古屋市発のプライバシーに配慮した新しいタイプ多床室型特別養護老人ホームとなる。立地条件と建物用途による法規制がかなり厳しい中、平面・断面・立面プランを幾度となく繰り返し、限られた敷地の中で全ての条件をクリアした鉄骨4階建て30床といったボリュームの特別養護老人ホームを実現させている。多床室の間仕切にはアルミ襖を採用し、各個室のプライバシーを配慮した上で、介護者職員にとっては介護・管理のしやすい部屋としている。